イベント報告:将棋フェスティバルin一関

 昨日5月27日(土)はベリーノホテル一関で開催された標記イベント(正式名称は東日本大震災復興支援プロジェクト将棋フェスティバル)に息子・娘・父で参加してきました。
 実は本日、娘の小学校で運動会が予定されておりました。遅れてでも駆けつけるつもりで応募して当選していたのですが、本日は雨模様だったために運動会は明日に順延。最初から参加することができました。
 
 この日は運動会順延が決まってから、息子は地元の将棋教室でいつもより短めにご指導いただき、その間に娘の方は美容院に行って重ためだった髪を軽―くしてきました。
 というわけで、10時50分に大船渡を出発。飲み物やおやつを途中で仕入れたからとは言え、なぜに大船渡から一関まではこんなに遠いのか……。そして要所要所で詰まるのか……。途中で正面衝突の現場検証と思われるものを横目にしながら、ほぼ2時間かけてギリギリでホテルベリーノ一関に到着です。

駐車場は敷地内はいっぱいだったのですが、第2駐車場に停めることができました。そこだってほぼ満車になるくらいでした。だって、会場に入ると、ほぼ満員御礼でしたわよ。昨年は定員に満たない会場もあったようなのですが、今回はみっちみち。近隣の将棋愛好家の皆さんや、親子連れ・孫連れの皆さんの熱気で早くもムンムンです。皆さんの言葉を聞くにつれ、藤井四段や3月のライオンによる将棋ブーム到来と分析されているようですが、いやあ、たぶんそれだけじゃないですな。もちろん、ファンになりたてと思われるお子様方や、息子娘と様々な大会で顔を合わせるライバルたちもたくさんいます。しかし、それ以上に将棋歴ウン十年とみられるベテランのみなさんがとても多く、かなり声をかけたんだろうな~って感じが伝わってきました。すごいですね。

 さて、13時から開会セレモニー。岩手日報社の重役の方の話の後に登場したのは佐藤康光連盟会長、島朗九段、飯塚祐紀七段、村田智穂女流二段、飯野愛女流1級の皆さんです。村田先生は関西が拠点の方で、岩手には旅行以来2度目の来県らしいですが、佐藤会長をはじめとする皆さんは何度も足しげく岩手にいらしている皆さんです。だからこちらを見てくださったように思うのは気のせいかしら。

 あいさつの後は13:15よりプロ・アマリレー対局。佐藤会長チームと島先生チームに分かれて行われました。合わせて6人のアマのうち3人が、地元一関に縁のある小学生・高校生の皆さん。多くの大会や練習会で家族ぐるみで仲良くしてくださっているので、娘ったら自分のことのようにうれしく思っていました。昨年の大槌イベントでは息子も出ることができ、一生の思い出になると思いましたから、皆さんにとってもそうなればいいなあと見守りました。

 さて、その後は「自由対局」、「次の一手クイズ」、「ぐるぐる多面指し」、「プロ棋士の先生との記念撮影」の四本同時開催。なにがすごいって、「自由対局」の席がみっちり埋まっているんですよ。俗に「見る将」と言われる父としては、「今年は数をこなしても消しゴムがもらえるわけじゃないですよー。」とか「プロの先生方はみんな多面指しに行ってしまってますよー。」とか、正直に言うと「そんなのいつでもできるじゃないですかー。」という気持ちだったのですが、そりゃ、将棋愛好家をなめているってことなのですね……。ありゃ、息子もだよ。友達とも初対面の方とも対局を楽しんでいます。息子曰く「だって、今まで何度も記念撮影している先生方ばっかりから……。」って、おい、そういうことじゃないだろう。今年は今年。成長していることを報告することが大切なんじゃないか。それに、年賀状に使う写真を撮るんだよ。というわけで娘は先生方とのツーショットをコンプリートです。

 先生方には本当に娘のところをかわいがっていただきました。みなさんに「大きくなったねー!」と言っていただいております。保育園の時からお会いしていてもはや高学年。それなのに父には大きくなったように見えないのは、毎日見ているからなのか、それとも中身や行動が保育園児のままだからなのか。

 「大きくなったねー!」の声はイベントスタッフの皆様にもかけていただきました。息子娘は一昨年も去年も、そしてできれば今年も、岩手と宮城で開催された将棋フェスティバルとテーブルマーク大会というJTイベントをコンプリートしてきましたが、司会の方も裏方の方もずっと変わらず娘のことを見守ってくださっていて、本当にありがたい思いでいっぱいです。「今年も来るかなって思っていたら、やっぱり来てくれましたね。」なんて言われたら、イベント荒らし冥利に尽きるというものです。

 ちなみに娘、「ぐるぐる多面指し」にも当選していました。飯野先生も村田先生も娘との終盤ですんごく長考していましたっけ。娘が必敗に陥った盤面に「どうすれば不自然じゃなく回避させられるか」に腐心されているようでしたっけ。ああ、先生方にそんな気を煩わせるなんて。遠慮せずにとどめを刺してください。案の定、次に回ってきてどうにか娘を勝たせてあげたい島先生に対し、娘は「これ、五手詰だよー。」って、あんた何様ですか。さすがに島先生、とどめを刺してくださいました。その上、アドバイスまでいただきまして、本当にありがとうございます。本当、娘はプロアマ問わず、どこまでも甘えているのにも関わらず優しくご指導いただいており、幸せなことだと思います。恵まれております。少なくとも父は、谷川先生の教え通り「恵まれている」という気持ちを忘れていませんからね。当のあなたが忘れちゃだめですよ。

 同時進行の「次の一手クイズ」は、昨年までの「詰将棋クイズ」に代わる企画として出てきたもの。過去のJT杯の中から佐藤会長と森内九段の対局を初手から、飯塚先生が解説する中でクイズ形式でバンバン出題されていました。私には難しすぎて全然わからん……。案の定、娘も珍回答連発。上級者向けの企画かなあとは思いましたが、しっかりついて行くお客様もいて、さすがだなあと思ったものでした。

 15:30からは先生方によるトークショー。
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 話題は「勝った時と負けた時の過ごし方」、「藤井四段の印象と、自分が14歳だった時」、「東北への思い入れ」、更には質問コーナー「対局中の食事や印象に残っている食事」。島先生に言われたからには、東家のかつ丼を食べに行きたくなるではないですか。あと、佐藤会長は(特に対局中)炭酸水を好んで飲むそうで、「奇遇ですね。私もです。」と言いたくなったのですが、どうやらそれは「ペリエ」らしいのです。今度奮発して飲んでみようかな。

 トークショー後はお楽しみ抽選会。先生方のサイン色紙が当たります。
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先生方のサインはみんな持っているけど、この字はまだ書いてもらってないからほしい!ってなサインが多かったのですが、なんせ100人前後のうち我が家は3人。一昨年のような神通力は今回もかなわず、当たったみなさん、おめでとうございました。

 最後は、棋士の先生方が来場者一人一人と握手をしてくださり、私たちはアンケートを書いて会場を後にしました。さて、去年まではアンケートを書くと駒消しゴムをもらえたのですが、今年はメモ帳でした。
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 これはこれでうれしいのですが、詰将棋クイズと自由対局とアンケートで駒消しゴムをゲットし、今回こそは念願の対局用の40駒コンプリートを目指していた身としては少々残念。テーブルマーク大会ではもらえると思うので、そっちでがんばろうと思います。

 さて、ホテルの出口で来場者の皆さん同士で今日の感想を言い合っていましたらば、イベントを終えた棋士の先生方が休む暇もなくバスに乗り込んで会場を後にするところだったので、残った皆さんでお見送り。娘はバスに乗って行きかねない勢いだったのですが、父としてはそのまま内弟子に差し出してもよろしかったですわよ。スタッフの皆さんもまだ後片付けがあるのでしょうが、先生方を送り出してまずはひと心地というようでした。大変ありがとうございました。

 さあ、これから運動会だ。がんばるぞー(娘が)。
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プロアマリレー対局、実は碁打ちが1人混ざっていました
でも将棋もお強いようで、混ざったチームのほうが完勝!隠れ二刀流ですね

私は今回なんにも当選せず、とぼとぼと帰りましたとさ

紫波大会ではよろしくお願いします

K岡様

会場では久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
息子もそうですが、指導対局を受けたくても残念ながらできなかった方も多かったと思いますので、娘にはもっと丁寧に指すように心がけるように言いましたともさ。本当にもう…。
ただ、今回は会場が満ち満ちだったことを考えると、来場自体が当選しなかった方もけっこういるのかもしれません。8月に栗原で開かれる際には、それこそ当日の当たり外れはともかく、最初の申し込みに当選したいという思いでいます。
繰り返しになりますが、紫波大会の運営、本当にお疲れ様です。当日はよろしくお願します。
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anagumahime

Author:anagumahime
中1の息子と小4の娘、
☗将棋を愛する2人の子どもを応援する父親です。
岩手で暮らしています。

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