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イベント参加報告:JT復興支援プロジェクト将棋フェスティバルin南三陸

 紆余曲折がありまして、本日行われた標記大会に、結果として娘と父で参加して参りました。関係される方に感謝申し上げます。

 本日は地元大船渡での将棋大会があり、息子の方は一日がかりでしたが、娘の方が午前で終わりましたので、大急ぎで南三陸町のホテル観洋に向かいました。イベントは1時からだったのですが、わが家の会場入りは、リレー対局が終わった後での2時になりました。入り口から入り、海が一望できるすんごいロビーで羽生名人がテレビインタビューを受けているのを横目に、受付からの会場入り。みっちみちの参加者が、自由対局をしていたり、鈴木大介八段との記念撮影のために長い行列を作っていたりしているところでした。昨年度のイベントや宮城での各大会でお世話になっている方々も多く、たくさん声をかけていただきました。ありがとうございます。娘を見て「お兄ちゃんは今日はどうしたの?」という声もたくさんいただき、うれしかったです。ちなみに息子は「今日も地元で稀勢の里」との報告を受けました。

 2時からはぐるぐる指導対局(希望者による抽選)、自由対局、詰将棋クイズ、プロ棋士と盤を挟んでの記念撮影の四本立て。昨年参加した気仙沼と遠野のイベントでは指導対局を受けたのですが、今回は申し込みに間に合わず。でも、却ってそれで良かった気がします。娘は詰将棋クイズと記念撮影の両方のポールポジション席に座れる幸運に恵まれ、目いっぱい楽しみました。出題者は中村太地六段(一問だけ鈴木先生)だったのですが、娘にジャストフィットな問題を選んでくださったらしく、導いてもらうのもありながらも全問正解。わあ、大成長だ。父は全然解けなかったよ。お土産として下に掲載するので、よろしければ、何手詰めかも含めて各自お考え下さい。

 記念撮影(羽生名人、鈴木八段、中村六段、甲斐智美女流五段、井道千尋女流初段、コンプリート!)もしていただき、3時半からトークショー。話題は「将棋に熱中するようになった時期」、「将棋以外の日(休日)の過ごし方」、「テレビは何を見るか」、質問は「将棋を指せない母はどう相手をすればいいか?」、「家では高い駒を使っていたのか?」、「じいちゃんに勝てない。どうすれば勝てるか?」、ナイスな質問ですね。そして、それに対する棋士の皆さんの答えに納得したり、参考にしたりでした。

 最後の質問が「将棋を指す上で大切なことは何だと思いますか?」これまたいい質問です。鈴木先生「気持ちが充実していること」、甲斐先生「一手に自信をもってさせること」、井道先生「将棋は相手がいないとさせない。感謝を忘れない」、羽生先生「一局指した時に良い日だったと思えるように指したい」、どれも納得の答えです。でも、私個人が最も感銘を受けたのは中村先生の言葉でした。「健康と平和ですかね。将棋は平和でないとさせないから。」中村先生らしい語り口だったためか、会場は大爆笑でしたが、私はとても共感させていただきました。

 子どもが「プロ棋士になりたい」という夢を持っていたとします。その夢を叶える条件は「才能があること」や「たゆまぬ努力をすること」なども大事でしょうが、すべての大前提になることは「世の中が平和であること」だと思います。
かつて、料理人の道場六三郎氏が実家の漆塗りを「平和産業」と言ったのを聞いた覚えがありますが、将棋は平和産業の最たるもの、でも(少なくとも我が家にとって)夢と感動を与えてもらえる素敵な仕事だから絶対になくしたくないものです。日本が平和でなくなったら、将棋にかかわるものが真っ先に切り落とされる様子は「三月のライオン昭和異聞 灼熱の時代」の中のいくつかのエピソードから垣間見ることができます。
中村先生の答えに笑えるくらい、今の日本は平和(だと感じられる世の中)なのかもしれませんが、谷川浩司会長の言葉を借りれば「当たり前だと思ったら運は逃げていく。ありがたいことだということを忘れてはいけない」ように思います。だから、中村先生の言葉はとても大事なことだと思いました。
そう考えると、鈴木先生は「道端にゴミが落ちていたら必ず拾う」そうで、「そういうことの積み重ねが、将棋に必要な心の穏やかさにつながるから」とおっしゃっていましたが、それだけでなく「将棋ができる平和な世の中のために、小さいけど自分にできることだから」ということもある様に思いました。これからも将棋を続けたいなら、自分のことだけ考えるのでなく、将棋ができる平和な世の中のために、小さくてもいいから自分にできるのは何かを考えて実行することが大切だ。と、帰りの車の中で、いまだ復興序盤の南三陸の海沿いを見ながら娘への大演説ですわ。父の気持ちをいくらかでも分かってくれるとうれしいですけどね。寝ないで聞いててはくれたようですが。

 ……明日、もし雷雨があったら私のせいだな。それはともかく、最後はプレゼント抽選会(遠野の時のようなミラクルは起きず)、羽生先生の締めのスピーチの後、棋士の先生方との握手でお別れと相成りました。やっぱり、参加できたことがうれしかったですし、充実の時間になりました。大勢のスタッフの皆さんに心から感謝申し上げます。ぜひ8月の大槌のイベントでもお世話になりますのでよろしくお願いします。

◆お土産の詰将棋クイズ◆
あと2枚、取り損ねました。
それに、この1枚だけ、どうしても回転がうまくいかない……見づらくてすみません。
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来場した際は驚きましたよ!

まさか来場すると思わなかったので驚きました。
【本当は行きたかったというわけですね】


大会当日の夕方の地元民放局(仙台放送)において
【将棋フェスティバル in 南三陸】の放送がされていました。

実はもう1つの民放局(東北放送)も放送をしているが
こちらはTVでの「On-air」のみのようです。

私も実は映っていますが,残念ながら
知人の隣だったため顔は出ておりません。
https://www.youtube.com/watch?v=k8GRihqpShA

来月には「岩手・大槌」のイベント申込ですから
申込の権利は得たいですね。

コメントありがとうございます

KEN様

 コメントありがとうございます。また、会場ではいろいろな情報をいただき、大変参考になりました。
 ネットニュースは私も見ました。娘もインタビューされましたが、採用されなかったようです。やっぱり、人の質問に答えるときには眼が泳いではダメだということですね。ニュースでインタビューに答えていた中学生さんは立派でしたね。娘には見倣うように指導しなくては。
 大槌のイベントにいらっしゃる棋士の皆さんは、山田さんはわが家にとっては初めてであるものの、他の先生方は本当に東北を大事にしてくださり、息子娘にも優しくしてくださいます。どなたに得意技「接近からのべったり」を発動するのか、娘は悩むでしょうね。まあ、みなさんにやるんでしょうが。
 そんな皮算用ができることを「当たり前」と思わないように、気を引き締めて申し込みに臨みたいものです。

追加です

http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20160522_26166.htm

こちら(東北放送)も上げていたけど
私は仙台放送の方が詳細に放送していたようでした。

一応,これも入れますね。(ヤマツツジ)
http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20160521_26163.htm


>人の質問に答えるときには
>眼が泳いではダメだということですね

今回これもあるかも知れないが
それが全てでないと見ています。

編集者の意向もありますからね。
何とも言えません。

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anagumahime

Author:anagumahime
中1の息子と小4の娘、
☗将棋を愛する2人の子どもを応援する父親です。
岩手で暮らしています。

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