大会報告:将棋日本シリーズテーブルマークこども将棋大会東北大会(仙台市)

 6月25日(土)、仙台は夢メッセ宮城で開催された標記大会に参加してきました。息子が高学年、娘が低学年のそれぞれ最後の出場。引率は父母です。
 当日早朝に出発してくることを考えていたのですが、大雨になりそうだったので思いきって前泊にしました。土曜大会の良いところは、直前の宿泊予約でも仙台市内で格安のところが確保できるところですね。会場入りする前に仙台駅のおむすび屋で昼ご飯を調達して、夢メッセへ。仙台市内の10キロって、思ったより時間がかかりますな。

 早起きできたことと「先着200名限定でテーブルマークのパックご飯をプレゼント」という言葉にひかれて8時20分に会場入り。駐車場もポールポジションをゲットです。8時30分から整列開始だったのですが、その時点で入場口付近に10人くらいでしょうか。30分くらい立ち待ちはあっという間ですし、しかも時間より早く受け付けが始まりましたので、全然待たなかった気がします。早く受け付けしたことのメリットとして、写真を撮りやすい席に指定されるんですよ。報道カメラマンさんにとっても撮りやすい位置にいたから、どこかのHPにアップされないかな~。どうかな~。無理かな~。

 なんだかんだで四年目ですからね。会場の雰囲気もだいぶ分かってきましたし、振る舞い方も体に染み込んできたような気がします。もちろん最初に阿久津主税八段、山田久美女流四段、飯野愛女流一級と子どもたちの写真撮影もぬかりありません。だいぶ多くの方に顔を覚えていただいたようで、県を越えて大会で知り合ったお父さんお母さん、さらには飯野先生にも久々の再会でたくさんお話をさせていただきましたし、この大会を含めた多くのJTイベントでお世話になっているスタッフの方々に「いつも来てるね~」と言ってもらえたのはとてもうれしく思いました。さらには詰将棋の「曲者(スタッフさん曰く)」という印象ももってもらえているのは晴れがましいやら恐れ多いやら。

 指定された席に着くと、一人ひとりに木の絵馬が用意されていて、それに目標を書きました。将棋に限ったわけではないようですが、多くの子が将棋の目標を書いていました。息子娘も然りです。しかし、この絵馬が1万枚になるわけですか。年々豪華になりますな。最後の東京大会が終わった後は記念に子どもたちのところに送ってくださるそうです。(わぁ、スタッフの方は大変だ~。)

 10時から開会セレモニー。河北新報社取締役の方のあいさつから、改めて熊本の災害のことに思いをはせ、できることは無いかと考えました。東日本大震災のときは全国から支援をいただき、今回はこれだけのイベントに無料で参加させていただいているので、その分……という思いでイベントの最後に微力ながら盤駒を贈る企画に協力させていただきました。その次は我らが島朗先生のあいさつです。「勝ったこと以上に、勝った負けたではなくがんばったことをほめてあげてほしい。」という言葉、分かっているつもりなのですが、島先生に言ってもらうと本当に心に染みますね。さすが島先生。今回は親も息子娘も将棋を指せることに感謝して楽しむことを目標に参加したので、島先生のお話は親にぴったりでした。

 開会セレモニーの中で「あいさつの練習」をした後で対局開始。この大会では楽しむことを念頭にがんばったと思うので、勝ち負けを越えて充実した内容の将棋を指せたようですし、親の想像を超える力を発揮したことには、ただただビックリです。いろんな意味で理想の相手と真剣勝負ができた時には一気に成長するものなんだなあと感心しました。対戦してくれた棋士さん方にとても感謝です。さらに将棋の魅力が一つ分かったように思います。
 しかししかし、だからこそ一つ残念に感じたことがありました。ブログで不満を語ると炎上する世の常なのを覚悟で言いますが、このテーブルマーク大会は対局する子どもだけが中に入り、保護者をはじめとする観戦者は線の外側で見守ります。息子と娘の将棋をそれぞれ見守っていたとき、近くの席で対局を終えた小学生が息子あるいは娘の対局を見ながらすぐ後ろでああだこうだと話していた場面がありました。さすがに息子の時は内容に我慢できなくて、スタッフさんに声をかけてやめさせてもらいました。この大会は年を重ねるごとに、よりスムーズに運営が行われるよう細部まで細やかな工夫や配慮がされています。この大人数の大会で、決勝トーナメントがあり、同時進行で交流戦が行われ、2つの決勝戦がプロ棋士によって解説され、さらに一流プロ棋士の対局が行われるという他に類を見ない盛りだくさんな大会です。これを時間内に行うには運営スタッフさんの努力と参加者の協力なしには不可能だと思います。プロ棋士の先生からもこの東北大会の子どもたちは特にマナーがよいとほめられたこともあります。このテーブルマーク大会はとてもマナーを大切にしている大会であることが分かりますし、出場する棋士さんたちも、マナーを大事にしてこの大会に臨んでいるのです。たくさんの参加者がいると時間差が生じるのは当然だと思いますし、待っている間、友だちになった子と将棋について話せるのはとても幸せなことだと思います。対局中のマナーだけでなく、観戦のマナーもさらに大事にしてもらいたいものです。

 決勝トーナメントの対戦結果を見ると、様々な大会で活躍している棋士さんが流石の結果だったり、予選でまさかの対戦が組まれることになったり、初めて名前を聞く棋士さんが強豪を撃破したりと、結果を見ただけで手に汗握るような気分になりました。まあ、今大会一番の番狂わせは……だったんだろうな。東北大会出場棋士数は、低学年の部177名、高学年の部231名だということでした。

 今回の詰将棋の3回目は趣向をこらして阿久津八段の「目隠し詰将棋」。阿久津八段の力の一端に感嘆する機会になりました。しかし、娘よ、父の知らないところで何かをやっていて、その存在を阿久津八段に印象付けていたのね……、今日はいろいろびっくりだよ。

 低学年・高学年それぞれの決勝を観戦した後は、JT杯1回戦第1局、佐藤天彦名人対糸谷哲郎前竜王の対局観戦です。相がかりという息子も娘もほとんどならない戦局で、私にはよく分からなかったのですが、息子が仲良くなった棋士さんたちと楽しそうに観戦していたのが良かったように思いました。うん、よかったね。
 対局観戦前後にプレゼント抽選会。ずいぶんたくさんの商品が用意されていたのですが、一家四人、かすりもしません。どんだけ倍率高くなるくらい人が集まったんだよと言いたくなりました。駒消しゴムフルセットとか、駒盤セットとか、当たった人が本当にうらやましいです。

 最後は本日の対局勝利者である佐藤天彦名人と握手をしていただきました。考えてみればアイドルとちがって利き手が純然たる商売道具、しかもこの手で免状の署名もしていくのですから、子どもだけならず来場者全員が握手するって、もっともっと感謝しなければならないことなんだなと思いました。

 これでイベントの一切が終わりになりましたが、わが家はさらに延長戦の様に、表にいらっしゃった飯野愛先生やイベントの手伝いにいらした奨励会三段の棋士さん方と娘が触れ合ったり記念撮影をしたりしていただきました。奨励会三段は世に言う「魔の三段リーグ」を勝ち抜いた人がプロ棋士になれるので、少しでも研究に時間を使いたいところをお手伝いしてくれたのではないでしょうか。娘とのふれあいがつかの間の休息になってくれればと思いましたが、逆効果かな……?そういえば、岩手の雄・小山怜央さんが奨励会編入試験を受けることを先日の新聞で知りましたが、合格した暁にはこういう仕事をなさるのでしょうか?こんな形で偶然の再会ができたらおもしろいなあとふと考えました。この場を使って、編入試験のご活躍を心からお祈り申し上げます。

 途中で夕食を取りながら家に着いたのは午後九時半。大船渡って一関インターを降りてからが遠いのよ~。しかも高速道路の途中でナビの紛らわしい案内でいったん高速を降りてしまったし。(←これ、昨年も同じことをしてしまったのですが……うちだけ?)今回も「いつもブログ楽しみにしています。」と幾人もの方に言っていただいたのを真に受けて、当日中に報告したかったのですが、力尽きました。よって、日をまたいでのアップです。すみません、というより自己満足としての残念無念。本日は休養+旅の片づけ+家の片づけ+車の片づけ+宿題+残務整理にあてがいます。

 わが家的にいつものような反省会にならないで帰ってきましたし、却って子どもたちにとって「これからがんばろう」という英気を養える機会になりました。棋士の先生方、運営スタッフの皆さん、将棋を通して知り合えた皆さまに心より感謝いたします。8月6日の大槌のJTイベントには島先生、山田先生、飯野先生はもちろんですが、スタッフの皆さんとも再会できるのも楽しみにしています。そういえば明日6月27日の午前0時からメールでの受け付けが開始されますね。忘れないように申し込もうっと。
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徒然日記(平成28年6月19日)

 本日6月19日(日)は県内外で様々な大会が催され、それぞれに活躍されている有名なプロ棋士の先生をお呼びしている模様。それぞれ盛会だったと想像しております。
 で、わが家はどうかというと、息子がこの金曜日まで修学旅行だったので、遠出をせずに休息日としました。父も仕事だったし。
 ただ、土曜日は地元の将棋教室で師匠に教わり、棋譜並べで振り返っていました。倉敷王将県大会が終わって放心状態だったところからは少しずつ復帰しているようで、テーブルマーク大会にも前向きな気持ちで参加できそうです。
 倉敷王将県大会後には多くの方から息子と娘への労いと今後の励ましを多くの方からいただきました。本当にありがとうございました。これほど多くの温かい方とつながっていることに感謝の気持ちを忘れないでほしいし、このつながりこそが他にはない将棋の魅力なのだということも改めて感じでほしいです。

大会報告:第15回全国小学生「倉敷王将戦」岩手県大会

 ついに来ました夏の大会。娘も息子もそれぞれの部で最後のエントリーです。この日は奇しくも山形県でも予選あり。以前から、そしてGWの遠征を通じて仲良くなった棋士さんもいらっしゃいます。そちらも激戦必至で大いに注目していますが、まずは息子娘に集中させていただきます。
 前日も北上教室に遠征し、二人とも良いイメージができました。ご指導してくださった先生方、高校生の皆さん、ありがとうございました。その勢いを借りながら、午前10時過ぎに会場入り。倉敷王将予選は午後からなのですが、まずは団体戦の観戦から。

 会場では、多くのみなさんに娘の先週の新聞沙汰について声をかけていただきました。お恥ずかしい限りですが、大船渡では平山先生にしかそのことを話題にしてもらえなかったから、やっぱり将棋大会会場はアルカディアだなと感じいりました。次は誰だろうな~。毎日見ている棋戦欄、きっとそのうち県連様からの白羽の矢が刺さる小学生さんがいらっしゃるでしょうから、楽しみにしています。

 さて、団体戦県予選。小学生4校7チームによるスイス式4回戦。中学生3校6チームによる総当たり戦。激戦あり波乱ありの予感(実際その通り)がしたので、会場脇ロビーでみんなで待機。父相手に練習したり、会場で観戦に来ていた先生にご指導いただいたりしていると、小学生団体戦の結果が出たり、午後から出場するライバルさん方が続々会場入りしたりで、徐々に高まってきました。
 ちなみに、優勝したチームの小学生さんたちは、そろって某道場の門下生さん。ご師匠に伺ったところ、「将棋を始めて数か月の子たち。ただ、他の子は道場で『自習していなさい』と言ったり、詰将棋を並べてあげたりしてからやるけど、その3人は言わなくても『自習』をする」という話でした。そりゃ伸びますよね~!感服しました。全国大会でのご活躍をお祈り申し上げます。
 ふと、会場を見渡すと、おお、注目のライバルは「自習」しています。我が子は……この差だよな。そんなこんなで受付完了時間の午後1時半に。エントリーは低学年の部16人。高学年の部25人です。
 1時半に記念撮影の後、開会式。その後、抽選をして1回戦開始。

……と、ここまでが大会前、ここからが大会後です。……今までいろんな大会や練習会で多くの棋友や先生方に鍛えてもらって、手ごたえも感じての大会参加だったのですが、ままならないのが人生ですね。鈴木大介先生の「自分に勝った相手とその家族を喜ばせたと思うようにしている」という境地に至るのは至難の業です。ブログをやってきて、今日が最も苦しい大会報告執筆です。でも今更やめるわけには……やめていいですか?
低学年の部の優勝は、娘とお互いを一番のライバルと思って今まで切磋琢磨していた棋士さん。足がもつれた娘を尻目に盤石の全勝。おめでとうございます。これからもっと強くなりますね。これからもライバルと思ってもらえるように、娘も出直しです。
高学年の部の優勝は、岩手小学生将棋界を知っている人なら誰でもわかる大本命の棋士さんです。5対局とも岩手での強豪といえる棋士さんを相手にしたので厳しいところも多かったと思いますが、流石の迎撃でした。?度目(わかるけど)の全国大会、ご活躍を期待しております。
倉敷王将全国大会は8月6日。JT応援プロジェクトで佐藤康光九段をはじめ、錚々たるプロ棋士の皆さんが釜石に集結する日と重なります。岩手代表のお二人を心から応援しつつ、代わりにイベントを十二分に満喫します。

いつもと同じ言葉で恐縮ですが、会場運営に朝から晩まで携わってくださった北上支部の先生方に厚くお礼申し上げます。また、大会前に応援メールをくださった皆様、会場で我が家の相手をしてくださった応援のご家族の皆様にも、感謝申し上げます。きっとテーブルマーク大会でもお会いする方が多いと思いますので、よろしくお願いします。予選で当たらないことを願って。

徒然日記(平成28年6月5日)

 本日は花巻市東和町で開催された世代間交流将棋大会に参加してきました。大人の部は息子を含む14名、小学生の部は娘を含む13人が参加。いつもより若干少なめの人数だったという声を聞きましたが、そこはそこ、来週の文部科学大臣杯団体戦県大会や倉敷王将県大会の前兆戦のようでしたので、伸び盛りの棋士さんたちに舌を巻いてきた感じです。また、いつも変わらず一生懸命運営してくださる孝雄先生や東和まほろば支部のお母さま方に感謝申し上げます。

 前日は地元小学校の運動会があり、息子にとっては小学校最後だったということを差し引いても、最高に充実した思いができたようです。本人もそれなりに努力してきたようですが、それ以上に同級生や後輩、先生方に導いてもらったところが大きいので、感謝の気持ちを忘れないでほしいです。

 そういう意味では、来週の倉敷王将県大会を含み、小学生として二度と参加できなくなる大会が一つ一つやってきますが、結果はどうであれ、やれるだけのことはやったという準備をして臨んでほしいし、今まで何年も一緒に対局してくれた仲間やご指導いただいた先生方に感謝の気持ちをもって対戦できればいいのかなと思います。

 ……まあ、こんなことを子どもに望んでいても、親の方が冷静でいられるかどうか……。
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anagumahime

Author:anagumahime
中1の息子と小4の娘、
☗将棋を愛する2人の子どもを応援する父親です。
岩手で暮らしています。

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