徒然日記(平成28年5月29日)

 この土日ですが、28日(土)は地元大船渡の将棋教室、29日(日)は北上日曜研修会に家族で参加しました。日曜研修会の方は息子娘合わせて5人の小学生のほか、中学生2人、高校生4人の盛況ぶり。中学生以上の多くは市外から電車で及川先生のご指導を受けに来たということです。息子娘とも練習対局をしていただき、とても有意義な勉強ができました。
 29日(日)はわが家が参加した北上教室以外にも、分かっているだけで東和と釜石で教室が合ったようで、おそらく将棋サロンも盛況だったのでは……?先週、多くの大会が重なった分、今週は大会がなくて、その分練習会が重なりました。2週間後にいよいよ倉敷王将県大会が行われる空気を肌で感じます。北上教室でも子どもたち同士(+姫父)でその話題になりましたが、それ以上に同日に開催予定の団体戦の県予選のことについて話されました。ライバルはここ、侮れないのはここなどと盛り上がりましたが、結局メンバーが揃わない(だろう)息子娘にとっては、参加できるだけでもうらやましい限りです。仲よくしてもらっている棋士さんたち同士での熾烈な戦いは昨年にも匹敵すると思います。健闘をお祈り申し上げます。うちも午後からに備え、残り2週間がんばろう。
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イベント参加報告:JT復興支援プロジェクト将棋フェスティバルin南三陸

 紆余曲折がありまして、本日行われた標記大会に、結果として娘と父で参加して参りました。関係される方に感謝申し上げます。

 本日は地元大船渡での将棋大会があり、息子の方は一日がかりでしたが、娘の方が午前で終わりましたので、大急ぎで南三陸町のホテル観洋に向かいました。イベントは1時からだったのですが、わが家の会場入りは、リレー対局が終わった後での2時になりました。入り口から入り、海が一望できるすんごいロビーで羽生名人がテレビインタビューを受けているのを横目に、受付からの会場入り。みっちみちの参加者が、自由対局をしていたり、鈴木大介八段との記念撮影のために長い行列を作っていたりしているところでした。昨年度のイベントや宮城での各大会でお世話になっている方々も多く、たくさん声をかけていただきました。ありがとうございます。娘を見て「お兄ちゃんは今日はどうしたの?」という声もたくさんいただき、うれしかったです。ちなみに息子は「今日も地元で稀勢の里」との報告を受けました。

 2時からはぐるぐる指導対局(希望者による抽選)、自由対局、詰将棋クイズ、プロ棋士と盤を挟んでの記念撮影の四本立て。昨年参加した気仙沼と遠野のイベントでは指導対局を受けたのですが、今回は申し込みに間に合わず。でも、却ってそれで良かった気がします。娘は詰将棋クイズと記念撮影の両方のポールポジション席に座れる幸運に恵まれ、目いっぱい楽しみました。出題者は中村太地六段(一問だけ鈴木先生)だったのですが、娘にジャストフィットな問題を選んでくださったらしく、導いてもらうのもありながらも全問正解。わあ、大成長だ。父は全然解けなかったよ。お土産として下に掲載するので、よろしければ、何手詰めかも含めて各自お考え下さい。

 記念撮影(羽生名人、鈴木八段、中村六段、甲斐智美女流五段、井道千尋女流初段、コンプリート!)もしていただき、3時半からトークショー。話題は「将棋に熱中するようになった時期」、「将棋以外の日(休日)の過ごし方」、「テレビは何を見るか」、質問は「将棋を指せない母はどう相手をすればいいか?」、「家では高い駒を使っていたのか?」、「じいちゃんに勝てない。どうすれば勝てるか?」、ナイスな質問ですね。そして、それに対する棋士の皆さんの答えに納得したり、参考にしたりでした。

 最後の質問が「将棋を指す上で大切なことは何だと思いますか?」これまたいい質問です。鈴木先生「気持ちが充実していること」、甲斐先生「一手に自信をもってさせること」、井道先生「将棋は相手がいないとさせない。感謝を忘れない」、羽生先生「一局指した時に良い日だったと思えるように指したい」、どれも納得の答えです。でも、私個人が最も感銘を受けたのは中村先生の言葉でした。「健康と平和ですかね。将棋は平和でないとさせないから。」中村先生らしい語り口だったためか、会場は大爆笑でしたが、私はとても共感させていただきました。

 子どもが「プロ棋士になりたい」という夢を持っていたとします。その夢を叶える条件は「才能があること」や「たゆまぬ努力をすること」なども大事でしょうが、すべての大前提になることは「世の中が平和であること」だと思います。
かつて、料理人の道場六三郎氏が実家の漆塗りを「平和産業」と言ったのを聞いた覚えがありますが、将棋は平和産業の最たるもの、でも(少なくとも我が家にとって)夢と感動を与えてもらえる素敵な仕事だから絶対になくしたくないものです。日本が平和でなくなったら、将棋にかかわるものが真っ先に切り落とされる様子は「三月のライオン昭和異聞 灼熱の時代」の中のいくつかのエピソードから垣間見ることができます。
中村先生の答えに笑えるくらい、今の日本は平和(だと感じられる世の中)なのかもしれませんが、谷川浩司会長の言葉を借りれば「当たり前だと思ったら運は逃げていく。ありがたいことだということを忘れてはいけない」ように思います。だから、中村先生の言葉はとても大事なことだと思いました。
そう考えると、鈴木先生は「道端にゴミが落ちていたら必ず拾う」そうで、「そういうことの積み重ねが、将棋に必要な心の穏やかさにつながるから」とおっしゃっていましたが、それだけでなく「将棋ができる平和な世の中のために、小さいけど自分にできることだから」ということもある様に思いました。これからも将棋を続けたいなら、自分のことだけ考えるのでなく、将棋ができる平和な世の中のために、小さくてもいいから自分にできるのは何かを考えて実行することが大切だ。と、帰りの車の中で、いまだ復興序盤の南三陸の海沿いを見ながら娘への大演説ですわ。父の気持ちをいくらかでも分かってくれるとうれしいですけどね。寝ないで聞いててはくれたようですが。

 ……明日、もし雷雨があったら私のせいだな。それはともかく、最後はプレゼント抽選会(遠野の時のようなミラクルは起きず)、羽生先生の締めのスピーチの後、棋士の先生方との握手でお別れと相成りました。やっぱり、参加できたことがうれしかったですし、充実の時間になりました。大勢のスタッフの皆さんに心から感謝申し上げます。ぜひ8月の大槌のイベントでもお世話になりますのでよろしくお願いします。

◆お土産の詰将棋クイズ◆
あと2枚、取り損ねました。
それに、この1枚だけ、どうしても回転がうまくいかない……見づらくてすみません。
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大会報告:第2回いわて若駒杯将棋大会(滝沢市)

 昨日5月15日(日)に滝沢ふるさと交流館で開催された標記大会に参加してきました。
 参加者は小学生の部A級16名(息子娘含む)、B級6名、中学生の部3名。盛岡や花巻など県央の子が中心でしたが、一関や釜石からの参加者もいました。言わずもがな、我が家は大船渡からの参加です。A級はスイス式4回戦、B級は総当たり、中学生は総当たり2回転で行われました。

 結果はわが家にとっては残念なものになりましたが、他県にひけを取らない拮抗になっているんだなと思うことにします。ははは……。それに、3月の県民共済杯やパル大会から飛躍的に実力が伸びた子が多くいるように感じます。勢いがある子の一カ月ってすごいですね。今から1カ月経たないうちに倉敷王将の県予選がありますが、低学年・高学年ともに、群雄割拠の分母が急激に増えそうです。特に低学年がね……。ははは……。

 この大会では特にマナーを重視し、試合前の練習対局でマナーのトレーニングをして、最後には特にマナーが良かった棋士4人に「マナー賞」が贈られました。今朝の練習で、いつもグニャグニャだった姿勢が心なしか改まっていたところを見ると、息子にとって励みになる賞だったようです。これからも取れるようにがんばりましょうね。娘にも見倣えと言いたいのですが、家でもこれから妹の手本になってくれるのでしょうか……?

 大会後に希望者に昇級認定対局をしてくれるということでしたので、娘が希望したところ、充実の大会で予定より大幅に伸びたにもかかわらず、大会後に受けさせていただきました。お相手してくださった棋士さん、認定に立ち会ってくださった運営の先生方に、大会運営もあわせ、厚くお礼申し上げます。娘にとってとても励みになり、またがんばろうという意欲が出てきました。ありがとうございました。

大会報告:ディーオカップ将棋大会(天童市)

 GW千秋楽です。岩手ではアマ名人戦県予選(紫波町)が開催されましたが、わが家は山形県の天童駅隣接パルテで開催された標記大会に参加してきました。数多くの山形大会などで親しくなった棋士さんとの交流納めでもあります。次に会えるのはテーブルマーク大会でしょうか。それまでの1カ月ちょっとでもっともっと強くなっているんだろうなぁ……。このGWでは唯一の小「中」学生混合の3クラスだったので、息子王将の部(上級)、娘金賞の部(中級)というのは今まで以上の背伸びだったと思いますし、その通りの結果になりました。大会前に天童温泉近くの公園に寄った際に四つ葉のクローバーを見つけて摘んできたことは、対局にはつながらなかったようです。

 しかし、対局以外のところで生かされました。受付後に子どもたちで練習対局をしていたら、いつの間にかゲストがすでに着席。渡辺明竜王野月浩貴七段、村山慈明NHK杯覇者と、棋界でも特にのっている方々、さらに、この大会がモンテディオ山形(昨日勝利で3連勝)とのコラボ企画ということで、元サッカー日本代表の小村徳男さん(前日の特別対局で竜王に飛車落ちで勝利したそうです!)と揃い踏みです!

問題 本日、娘は大会前に、どなたにべったりしたでしょうか?

答え ディーオ君

 ディーオ君はモンテディオ山形のマスコットです。開会式前に会場の熱気で暑がっていたので、娘が愛用の扇子(鈴木環那先生揮毫・表「夢は希望」裏「兎と亀」)を貸したらお気に召したようです。もっとチビッ子がたくさんいたのに一番かまってもらったんじゃないでしょうか。まあ、頭の中身は一番チビッ子でしたし。もし、明日の新聞で扇子を持っているディーオ君の写真が載っていたら娘のですが、もはや岩手に帰ってきてしまったので知る術はございません。ディーオ君、次に会う時まで憶えていてくれるかな。中身が入れ替わっていないでくれるかな?

 棋士の皆さんは、午前・午後を通じて指導対局などに休みなく臨んでいらっしゃった上に、合間を縫ってサインを書いてくださいました。本当に本当にありがとうございました。

 娘が大会であえなく敗れたのは、野月先生に充実の指導対局をしていただくためだったと思うことにします。四枚落ちでお願いし、飛車角を有効に使う手段を分かりやすく教えていただきました。さすがNHK将棋講座で講師をされていた先生で、後ろで聞いていて本当に分かりやすかったです。そういえば、今日の棋士の皆さんはみなさんNHK将棋講座の講師の先生方です。そう考えると、本当に圧巻に感じました。

 というわけで、哀しいかな、予定より大幅に早く、明るいうちに無事大船渡に帰ってくることができました。GWを通して山形県近郊の強豪棋士さん方と対局で交流できたことを、特にも取り組み姿勢で何かを感じてこれからに生かしてくれたらいいなあと、親として願っています。岩手県からの参加を温かく受け入れてくださった運営の皆様に心より感謝いたします。谷川先生が昨日の講演会で「運がいいことをありがたいと思う。当たり前のことと思ったら運が逃げていく。」とおっしゃっていたことを今まで以上に重く受け止めたいものです。

大会報告:山形県将棋選手権第70回記念小学生将棋大会

 本日5月7日は山形市のメディアタワー8階で開催された標記大会に息子娘で参加してきました。例年は山形県の将棋選手権に出場する16人による大会なのですが、節目の回であることを記念して開催されました。来年はあるかしら?
 大会は上・中・初級に分かれ、それぞれ12・9・13人の出場者。天童でもモンテディオ×将棋のイベントがあるので分散したのかもしれませんが、特徴としては、女流さんが多いこと(中級に娘合わせて3人、初級に3人)と、上級がものすごくレベルが高いことでしょうか。息子は上級、娘は中級に出場しましたが、終わった後は、感想戦というよりは指導対局と言った方が近いくらい、手合いが違いましたな。でも、岩手に戻ってきた時にきっと生きてくる修行になったと思います。しかし、テーブルマーク大会はものすごいことになりそうだな。
 県選手権と小学生大会が同じ会場で行われたのですが、山形のトップ棋士の皆さんが役員の方々もあわせて厳粛な雰囲気で取り組んでいるので、子どもたちも釣られるように、対局が終わっても静かに座っていたりしていました……最初のうちはね。それでも、かなり立派だったと思います。
 お弁当、とても立派でした。ちなみに会場や昼食会場もとても立派な空間です。メディアタワーは大会主催の山形新聞社さんのビルで、せっかく子どもがたくさん来ているからということで、会社見学をさせていただきました。息子と娘も「新聞ができるまで」や地元テレビ番組スタジオを見ることができて、とても満喫してきたようです。
 午後から各クラスの決勝戦を地元強豪棋士さんによる大盤解説付きで行いました。上級の決勝戦は両者20分の持ち時間を使い切った名勝負。対局後に大盤前で解説を受けた後にも棋友を交えて感想戦をしている姿が印象的でした。将棋のレベルもさながら、時間の使い方を息子娘も見倣ってほしいです、いい加減に……。
 15時半ごろ、特別ゲストの谷川浩司会長が到着しました。各部門の表彰をしてくださった後に「将棋界における人間形成」という演題で講演会。誠実なお人柄があふれる内容で、文字通り老若男女の参加者に配慮していてすばらしかったです。将棋をすることで「うれしい」「楽しい」「くやしい」という気持ちから「自ら学ぶ」という向学心が高まって勉強にも生きてくる、それが将棋の魅力の一つだという話(註:あくまで私のとらえ方です。もしかしたら違うニュアンスの話だったかもしれません。)が印象に残っています。息子娘のいいところは将棋によって培われているところが大きいような気がしました。(←親バカ)講演会の後には、お疲れのところ、記念撮影もしていただきました。
 運営の方々のはからいで記念大会という特別な大会に参加できたことに感謝いたします。ありがとうございました。
 「GWまるまる山形将棋ツアー」もいよいよ最終日に入ります。親子で親しくなった棋士さんが増えたのが大きな収穫です。8日にもお会いできると思うので、皆さんの健闘をご期待します。

プロフィール

anagumahime

Author:anagumahime
中1の息子と小4の娘、
☗将棋を愛する2人の子どもを応援する父親です。
岩手で暮らしています。

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